「こんちくしょう」から「ありがとう」で人生が変わる

「許せない」と思ったら発想を変えてみる

世の中というのは、理不尽なことがときどき起こる方がまともなのではないだろうか。私はつねにそう考えています。そう言ってしまうと、「理不尽なことがあって、どうしてまともな世の中といえようか…」そんな反論が返ってきそうですが、みなさん、ご自分のまわりをよく見渡してみてください。

会社でも、家庭内でもいい。また友人関係や親兄弟の間柄でもけっこうです。あらゆる人間関係において、すべてが平穏無事に何1つ文句なく過ごせているという人が、はたしてどれだけいるでしょう。

どんな関係にあっても、人と人とが交われば、そこには必ず対話が生まれ、その対話はときに摩擦となって人の心を刺激する場合があります。そういう刺激に対していちいち腹を立てて「こんちくしょう! 」と言っていたのでは、心のバランスは乱れるばかりです。

つまり、「理不尽なことがあった方がいい」というのではなく「私たちの生活には、理不尽なことが満ちている」ということを頭に置いて日々を送った方が、ずっと楽に生活できるということなのです。

そもそも私たちが身を置く社会というのは、実にさまざまな人間がいるわけです。そういう中で、いろいろなトラブルに遭遇したとき「とっちめてやろう! 」と思うのか「トラブルなんてつきものだから、まあ、いいか」と思うのとでは、そのあとの心の持ち方が大きく違ってきます。

他人の言動に対して「許せない」と思いやすい人は、怒りの深みにはまっていくのです。そして、そんないらだちの感情を言葉にし続けると、免疫力は低下していきます。根本的なことをいえば、他人の性格など、自分がいくら怒っても変えられるものではないということです。つまり、人の心を変えようとするのではなく「いくら言ってもしかたないな。だから許そう」と、自分の心を変えていく努力が大切なのです。
こういうことが実践できれば、人の心はずいぶん楽になると思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください