大脳新皮質が扁桃核と切り離されてしまうと、何を見ても感情が動かなくなるといいます。!すべてが好きでも嫌いでもない。うつ病になるような人は、長い間のストレスによってこの回路に損傷を受けた可能性があるというものです。
ということは、大脳新皮質と扁桃核は、つながっているからこそ、それぞれの機能を果たしているということです。大脳新皮質と扁桃核とが共に十分に機能していて初めて、好きなことがあり、楽しいという体験もできるでしょう。
また、好きとか嫌いとか、楽しいとかつまらないとかいう情動をより多く体験することで、扁桃核も活発になるでしょう。
うつ病になるような人は、長ぃこと嫌いなことを続けすぎたのです。そして長い間のストレスで扁桃核の機能が低下したのだろうし、先の回路に何か支障をきたのでしょう。