葛藤は重荷となって心をの疲弊になる

「役割問葛藤」と「役割内葛藤」という言葉があります。これは、「役割内葛藤」とは「ある地位への執着と、その地位への不安」です。

「役割間葛藤」とは父としての役割と課長としての役割の調整の失敗などです。ある短い期間、活動的な人はたくさんいます。それは短い期間では「役割内葛藤」が生じてこないからです。

「役割内葛藤」の典型的な例は昇進うつ病です。昇進したいが、昇進した後に仕事がこなせるか不安になります。

昇進がきっかけでうつ病になった私の体験談 – うつ病になったきっかけ(私の体験談)

葛藤は人の能力を落としています。葛藤は「役割間葛藤」であれ「役割内葛藤」であれ、能力を発揮することの障害になります。葛藤を持っていることはものすごい荷物を持って歩いているということです。

「人生は重荷を背負って坂道を歩いて行くようなものだ」と徳川家康は言いましたが、現実の重荷ならいいが、心の葛藤という心の重荷だと、ほとんど確実に何らかの挫折が待っているのです。心の葛藤を持っている人は、外から見ると何も背負っていないように見えてしまいます。

しかし、見えない重荷を持っているからいつも疲れています。活動的ではないのです。じつはそういう人は、体に鞭打って会社に行っても先は開けていません。待っているのは挫折です。ひどい時には「燃え尽き症候群」にかかり、燃え尽きてしまいます。あるいはうつ病になるでしょう。

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