攻撃性が自分に向いてしまう

うつ病者の感情として抑うつ感情の他によくいわれるのが、「もの悲しい」という感情です。「もの悲しい」のは外に向けられるべき攻撃性が自分に向けられているからです。

さらに「すべてがダメ」という感じ方があります。これはまさに生きる気力がなくなっていることを表しています。

生命力が低下したことを表しています。何か特定の具体的なことができないというのではありません。生きることそのことができないのです。

うつ病になるということは、生命が干からびてしまったような状態であるとも言えるかもしえれません。

うつ病者の感情として他に「打ちのめされた」という気持ちもよく言われます。これは自分の感情を表現できていないからです。感情のはけ口がないから、こういう感じ方になってしまうのです。

表現されないでたまった感情ゆえに、もはや彼らは自分で自分をコントロールできなくなっているのです。

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