生きることに疲れた原因を探す

毎日嘆いていても状況は変わらないのです。辛いのはいつまでたっても辛いのです。ただ辛い状況に耐えるだけの日が続くうちに人は消耗します。

こうして人は生きることに疲れていくのです。この人に限らず夫の悪口を言う人が電話をかけて相談します。離婚をするなら夫が元気なうちのほうがいいと離婚を勧めるでしょう。

しかし、なかなか「離婚する」とは言わないこの人たちは文句を言うことが主題で、解決しようとする意志はありません。そしてこういう人たちは周囲の人の悪口を言いながら生きているのです。

それは不幸になることそのことが、その人たちにとって復讐になつているからです。惨めに生きることが復讐になっている以上、相手の言うことを聞こうという意思がはじめからないのです。40年以上の長い間、悩みの相談をしてきた人が、悩み相談が相談であったことはまずないと言います。

だから悩みを訴えるだけで、最後には生きることに疲れていくのです。生きることに疲れた人は、自分がなぜ生きることに疲れたかを考えることです。

そこに必ず原因を見つけることができるはずです。先の女性で言えば、自分にとって苦しい時に何の心の支えにもならない夫や周囲の人の好意に執着しているのです。その執着の原因は、この女性の満たされていない幼児的願望にあります。この女性は、いま自分の周囲にいる人から人柄を礼賛されても、自分はこの苦しみを抜け出ることはできないということをしっかりと知ることなのです。

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