惨めさを主張することで憎しみを表現する
生きることに疲れたような人がブツブツと、「私は傷つけられた、傷つけられた」と言い続けていることがあります。まわりの人は「そうかな?」と疑問に思います。 彼が「私は傷つけられた、傷つけられた」ということは、「私はあの人が憎...
生きることに疲れたような人がブツブツと、「私は傷つけられた、傷つけられた」と言い続けていることがあります。まわりの人は「そうかな?」と疑問に思います。 彼が「私は傷つけられた、傷つけられた」ということは、「私はあの人が憎...
うつ病になるような人や神経症的傾向の強い人の気持ちからいえば、何も綺麗な家を望んでいるのではありません。だから、「おまえはこんなにキレイな家があるではないか」という言い方は、彼にしてみれば何の意味もないのです。 彼が望ん...
うつ病になるような人や神経症的傾向の強い人に、周囲の人は長い間にはたいてい嫌気がさしてしまいます。それは彼らが周囲の人に比べて経済的に恵まれているのに、何を言っても不運を嘆き、生きることの苦しさを言っているからです。 つ...
子供が怪我をする。「痛い! 」と言います。するとすぐに赤チンをつけて、「治るわよ」と言う母親がいます。 もっと酷い母親になると、「これだけの傷でそんなに痛いの?」と言い放ちます。子供は「痛い」ということを言っているのでは...
生きることに疲れた人は、人に認めてもらおうと無理をして頑張りすぎた結果です。人は、周囲の人から「認めてもらいたい」という欲求の強さで生き方を間違えてしまいます。 「認めてもらいたい」という欲求は、幼児期に愛されなかった人...
少し難しい言葉を使えば、役割アイデンティティーだけで生きてきた人は、その重い責任からくるストレスを乗り越えられません。それに対して、きちんとした自我アイデンティティーを持って生きてきた人はその困難を乗り切れます。 役割ア...
うつ病になるような人は、会社の仕事を少しはさぼっても心の葛藤を解決することを考えることです。小さい頃から真面目人間すぎた人は、会社を休んで少し遊んだほうが長い人生を考えれば効果的な時間の使い方となるでしょう。 出世が少し...
「役割問葛藤」と「役割内葛藤」という言葉があります。これは、「役割内葛藤」とは「ある地位への執着と、その地位への不安」です。 「役割間葛藤」とは父としての役割と課長としての役割の調整の失敗などです。ある短い期間、活動的な...
働くことで、ますますエネルギッシュになる人と、うつ病になる人のように、消耗してしまう人と、どこが違うのでしょうか。 それは自分の本性にそって自己実現している人と、自分を欺いて無理をして頑張っている人の遠いです。うつ病にな...